早期リタイア3年生+n

早期リタイア3年生(+n)

ギリ40代でリタイアした元会社員。今は限りなく無職にちかいフリーライター。投資も少し。

節約と投資に思うこと

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 最近、食費と生活必需品と税金と社会保障にしかお金を使っていません。セミリタイアしてから、お金の使い方にシビアになったなあと思います。

 

 先日、セミリタイア後の家計簿をチェックしました。税金などを除くと月に20万円も使っておらず、このペースでいけば無事に子供を大学まで通わせて、妻と楽しく暮らしていけそうな資産が残りそうです。

  

 ただ、無理して節約するつもりもないんですよね。「月の食費は2万円に抑えよう!」とか、記事ネタになりそうな節約ワザを駆使しまくりの生活は続きません。何より、そんな生活するためにセミリタイアしたわけではないのです。家族の笑顔があってこそのリタイア生活です。

 

 僕はセミリタイアするに当たり、「現状の生活レベルを維持する」「子供を大学まで、希望するなら大学院まで通わせる」ことを妻に約束しています。もちろん、無駄遣いできるほど余裕はありませんが、無茶な節約のツケを家族に押し付けるつもりはないのです。

 

同等のリターンを低コストで得る

 目指すは「生活レベルを落とさずに節約する」ことです。我慢や不便を強いられる節約は続きません。情報を収集して、頭を使えばコストを下げられるものはないか?と考え、選択し、実行していく節約はなかなか楽しいもんです。

 

 最たるものが通信費。どんどん新しいサービスが出てきますし、タイミングによっては大幅なキャンペーンの波に乗れます。いちどパターンを見直せば、ローコストでほぼ同じリターンが得られるものを探す作業は楽しいです。

 

 5〜6年前は「一括ゼロ円」のスマホがゴロゴロしていたので、iPhoneをゼロ円で手に入れて、通信費も2人で4000円/月くらいで運用していました。最近は総務省の横槍もあり、こうした投げ売りは減ってしまいましたが、格安SIMのキャンペーンをうまく使って通信コストを下げています。直近ではBIGLOBEのキャンペーンが美味しかったですね。2台MNPして1台追加し、1年半ほど通信費ゼロで運用できる計算です。

 

shinnox.hatenablog.jp

  

セミリタイアを考えて投資したわけじゃなかった

 貯金や投資も似たようなものです。僕は社会人になった頃は、全くと言っていいほど金融関係の知識を持ち合わせていませんでした。「銀行振り込み」という言葉を知ったのは20代後半だったかな? そんな状況でしたが、30代半ばで子供が生まれて「この子のためにも資産を増やそう」と、投資本を手に取ったのです。確か、セゾン投信の中野社長が書いた「投資信託はこの8本から選びなさい」と、山崎元さんの「超簡単 お金の運用術」でした。

 

 初めは、正直何言ってるのかまったく分かりませんでした。「超簡単」の冒頭に出てくる、「1306(TOPIX連動ETF)とTOK(iシェアーズMSCI国際)のETFを4:6で買って突っ込め」という言葉の意味すら理解できませんでした(なので、もっと簡単なセゾン投信を買ったわけです)。

 

 けれど、投資信託を買って1年くらいすると、言葉が次第に実感を伴って分かるようになります。そうすると、本を理解できるスピードも上がり、だんだん面白くなってくるんですよね。今は「投資って面白いなあ」と思ってますし、そこそこ自分の得意領域にできたんじゃないかとの思いもあります。

 

 いずれにせよ、楽しいと思ったから続いてるのですよね。もし、投資を始めたときに「10年後にセミリタイアするんだ!」だったら、僕の場合は続かなかったでしょう。目標までの道のりが長すぎて、間違いなく息切れしたはずです。節約も投資も、小さな目標をクリアしながら試行錯誤する、そんな楽しみ方を続けていきたいと思います。*1

 


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*1:蛇足ながらブログ名変更しました。考えてることも書こうと思いましたので。

エアコン復活 室外機の基盤交換、修理費は?

 9月7日に突然死した、我が家のリビングのエアコン。2週間後にサービス担当の方が来訪し、故障箇所をチェックしてくれたのですが「工場に部品がなく、ちょっとお待ちください」ということでお待ちしてました。

 

shinnox.hatenablog.jp

 

 季節は流れ、冷房から暖房がほしい時期になりーー。待てど暮らせど連絡がありません。部品在庫ってそんなに品薄なものなのかな? もっとも、台風の影響で工場に被害が出てないとも限らないので、あまりせっつくのも申し訳ない。幸い、エアコンなしでも過ごせる陽気ですから、気長に連絡を待つことにしました。

 

 そして2カ月も経とうかという頃。待ちに待った連絡が入りました。「お待たせしました、基盤が入りました。明日伺ってもいいでしょうか?

 

 …お、おう。

 

 こっちは早期リタイアして時間ありますから、何時でもOKですよと返事。すると「朝9〜10時ころにご連絡します」とのこと。翌日の朝に「本日は混んでいて、夕方17〜19時くらいでよいでしょうか」と連絡があったので、OKしてお待ちしました。*1

 

  その日は雨。昼過ぎに雨足が強まり「作業大変そうだな…」と思っていましたが、夕方に小雨になり、修理担当の方が来訪した頃にはやんでいました。よかったよかった。

 

基盤交換は1時間ほど、費用は…

 エアコン室外機の中身を見る機会はそうそうないので、横でじっくり観察させてもらいます。

 

 分解は簡単で、ドライバーでネジを外せば内部が露出します。白いシールのようなものが貼ってあるのが、コントロールユニット(室外機制御基板)を収めている金属ボックスです。

 

 

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 今回故障したのは、このコントロールユニット。室内機と連動して制御信号を送受信しているのですが、この信号が通らなくなり不動となったようです。 

 

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 下の写真が、取り外したコントロールユニット。ぱっと見、コンデンサーが破裂したり 液漏れしてたりすることもなく、極めて綺麗なものです。

 

 サービス担当の方によれば、以前は確かにコンデンサー起因の故障もあったそうですが、最近は減っているとのこと。放熱フィンの下にあるトランジスタの故障(おそらく熱害)が報告されているようでした。

 

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 新しいコントロールユニットに組み換え、コネクタを戻して接続テスト。まず冷房をテストし、冷たい風がちゃんと出たのを確認。その後、暖房にして温かい風が出てくるのも確認し、無事に復活となりました。

 

 作業時間はおよそ1時間ほどでしょうか。明るければもう少し早く終わったかもしれません。

 

 まれに初期不良もあるため、最初はちょいちょい使ってみてくださいとのこと。基盤の保証期間は3カ月で、その間に基盤が故障した場合は無償交換となります。ただ、それ以外の箇所が故障した場合は対象外です。

 

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 気になる費用は、28,160円(25,600円+税)でした。基盤が12,600円、作業費が10,500円、出張費が2,500円です。もしエアコンの中古基盤が出回ってたら、作業自体は自分でもできそうだなと思って見てました。

 

 今回、基盤がなかなか入らなかった理由は不明です。ただ、今年は急に暑くなり、エアコンに一気に負荷がかかって故障するケースが多かった模様です。

 

 機械にも準備運動的な期間があったほうがいい、というのはよく聞く話です。車のエアコンなんかも同様で、普段使っておらず急に動かすと内部のオイルが行き渡らず、コンプレッサーをダメにしてしまうことがありますから。

 

 今回の修理の合間に、作業者の人数や1日の修理件数などを伺いました。このエリア担当者が6〜7人で、1日に6〜7件ほど回るとのこと。つまり1日あたり40件前後の作業件数となります。*2

 

 繁忙期は6〜10月の4カ月で、この期間は全然人手が足らないものの、それ以外の時期は余るため、人員を増やしてもらえないのだとか。なので、自主的に休日出勤を入れて対応することも珍しくなく、お盆休みも1日だけでしたーーと苦笑いされていました。こうして真面目に修理してくださる方がいると知り、ちょっとだけ東芝を見直しました。

 


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*1:当初は「9時ころに伺います」だと思ってましたが、いちど電話して訪問時間を調整する、という話だったようです。朝に連絡が来て、あれ?となりましたが早期リタイアして時間があり以下略

*2:冷蔵庫の熱交換器の溶接や、高所作業が入ると1日2件が限界とのこと。最近の電気製品は機構が複雑化しており、以前よりも故障しやすくなった気がするとも仰ってました

セミリタイア生活5カ月目。資産はなぜか増えた

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 そういえばセミリタイア生活も5カ月目。ほんと早いもんですね。自分も家族もすっかりこの生活に馴染んでしまっています。

 

 収入はほぼゼロですが、なぜか資産は増えています。10月後半から株価が右肩上がりになったためですね。9月には一度大きく減ったものの、10月に入ってリバウンドしてきました。8月の調整相場でスポット投資した分の増分効果もありました。

 

2018年のマイナスがようやく帳消しに

 SBI証券の「トータルリターン」で、保有投信のリターンを見られます。2018年はマイナス12.79%と大幅な減少でしたが、2019年は10月末時点でプラス13.09%になりました。ようやく昨年のマイナスを穴埋めして、ちょっとだけプラスになった格好です。

 

 もっとも、リスク資産の増分なんて相場が軟調になれば、あっという間に逆回転しますから、追い風参考記録みたいなもんでしょう。今後も変わらず、emaxis slim先進国株と同国内株を中心に積立投資を続けていきます。

 

税金と社会保障費のダメージは大きい

 

 よく言われるように、リタイア初年度は税金と社会保障費の支払いが極めて大きくのしかかります。頭では分かっていても実際に支払うとダメージの大きさを実感します。住民税で47万円、健康保険の任意継続で6万円強/月を支払いますので、ざっくり100万円くらいが飲み込まれていきます。

 

 収入がない状態でバカスカぶんどられていくのは、精神的に厳しいものがありますね。資金を蓄えてセミリタイアした身でも思うのですから、失業された方の心中は相当穏やかではないのでしょう。なお、年末から失業保険が給付され、合計で90万〜100万円ほど取り返せるはずなので、もう少しすると気分的に楽になるはずです。

 

 そういえば先日、ライター仕事の原稿料が振り込まれました。額としてはわずかですが、思った以上に嬉しかったですね。「収入がない」→「収入がある」へのステータス変更って、心理的に極めて大きいんだなと感じました。

 

 セミリタイアしてみて、仕事自体はさほど苦ではないのだなと、改めて思っています。通勤、会議、もろもろの調整などがなく、締切もある程度自由にできる…つまり「ボールがこちら側にある」状態であれば、頭を使う作業は本来楽しいものなのですね。

 

 ライター仕事も一区切りついたので、次に声がかかるまではお休みです。月に1〜3本くらいがちょうどいいかな。趣味に近い仕事でもあるので、自分のペースで回せる範疇で手掛けていくつもりです。

 

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