最近、食費と生活必需品と税金と社会保障費にしかお金を使っていません。セミリタイアしてから、お金の使い方にシビアになったなあと思います。
先日、セミリタイア後の家計簿をチェックしました。税金などを除くと月に20万円も使っておらず、このペースでいけば無事に子供を大学まで通わせて、妻と楽しく暮らしていけそうな資産が残りそうです。
ただ、無理して節約するつもりもないんですよね。「月の食費は2万円に抑えよう!」とか、記事ネタになりそうな節約ワザを駆使しまくりの生活は続きません。何より、そんな生活するためにセミリタイアしたわけではないのです。家族の笑顔があってこそのリタイア生活です。
僕はセミリタイアするに当たり、「現状の生活レベルを維持する」「子供を大学まで、希望するなら大学院まで通わせる」ことを妻に約束しています。もちろん、無駄遣いできるほど余裕はありませんが、無茶な節約のツケを家族に押し付けるつもりはないのです。
同等のリターンを低コストで得る
目指すは「生活レベルを落とさずに節約する」ことです。我慢や不便を強いられる節約は続きません。情報を収集して、頭を使えばコストを下げられるものはないか?と考え、選択し、実行していく節約はなかなか楽しいもんです。
最たるものが通信費。どんどん新しいサービスが出てきますし、タイミングによっては大幅なキャンペーンの波に乗れます。いちどパターンを見直せば、ローコストでほぼ同じリターンが得られるものを探す作業は楽しいです。
5〜6年前は「一括ゼロ円」のスマホがゴロゴロしていたので、iPhoneをゼロ円で手に入れて、通信費も2人で4000円/月くらいで運用していました。最近は総務省の横槍もあり、こうした投げ売りは減ってしまいましたが、格安SIMのキャンペーンをうまく使って通信コストを下げています。直近ではBIGLOBEのキャンペーンが美味しかったですね。2台MNPして1台追加し、1年半ほど通信費ゼロで運用できる計算です。
セミリタイアを考えて投資したわけじゃなかった
貯金や投資も似たようなものです。僕は社会人になった頃は、全くと言っていいほど金融関係の知識を持ち合わせていませんでした。「銀行振り込み」という言葉を知ったのは20代後半だったかな? そんな状況でしたが、30代半ばで子供が生まれて「この子のためにも資産を増やそう」と、投資本を手に取ったのです。確か、セゾン投信の中野社長が書いた「投資信託はこの8本から選びなさい」と、山崎元さんの「超簡単 お金の運用術」でした。
初めは、正直何言ってるのかまったく分かりませんでした。「超簡単」の冒頭に出てくる、「1306(TOPIX連動ETF)とTOK(iシェアーズMSCI国際)のETFを4:6で買って突っ込め」という言葉の意味すら理解できませんでした(なので、もっと簡単なセゾン投信を買ったわけです)。
けれど、投資信託を買って1年くらいすると、言葉が次第に実感を伴って分かるようになります。そうすると、本を理解できるスピードも上がり、だんだん面白くなってくるんですよね。今は「投資って面白いなあ」と思ってますし、そこそこ自分の得意領域にできたんじゃないかとの思いもあります。
いずれにせよ、楽しいと思ったから続いてるのですよね。もし、投資を始めたときに「10年後にセミリタイアするんだ!」だったら、僕の場合は続かなかったでしょう。目標までの道のりが長すぎて、間違いなく息切れしたはずです。節約も投資も、小さな目標をクリアしながら試行錯誤する、そんな楽しみ方を続けていきたいと思います。*1
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*1:蛇足ながらブログ名変更しました。考えてることも書こうと思いましたので。