早期リタイア3年生+n

早期リタイア3年生(+n)

ギリ40代でリタイアした元会社員。今は限りなく無職にちかいフリーライター。投資も少し。

リタイア2年目、国民年金の免除申請って面倒ですね

 

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 最近は、ネットから少し距離を置いています。ブログを書くのも久しぶりです。

 

 さて先日、年金機構から「国民年金の掛け金を払え」という封書が届きました。

  

 国民年金は昨年、退職特例を使い、納付を免除してもらっています。納付した場合は85歳が損益分岐点であること、また今後の年金制度の改悪なども見込むと、納付するメリットを感じられないためです。

 

shinnox.hatenablog.jp

 

 ということで、今回も免除申請します。

 

退職特例は2年間使える

 退職から2年間は、退職特例(失業特例)により、国民年金の免除申請が可能です。この特例は前年度の所得をゼロとみなすもので、これによりほぼ確実に免除してもらえます。

 

 2年間有効という話は、昨年窓口で聞きました。確認のため調べてみると、この情報、年金機構のサイトでは明確に書いてないようです。ある自治体のサイトにはちゃんと「この制度は退職した年度と次年度の2年度の措置」と明記されてます。このくらいわかりやすく書いておいてほしいものです。

 

年金機構に郵送するより市区役所の窓口へ

 年金機構の封書には、免除申請の書類が同封されています。フォーマットに従って記入し、事前にスキャンしておいた「雇用保険受給資格者証票」のコピーを添えて郵送すれば、免除申請の処理を進めてくれるとあります。

 

 でも、この手の書類って、だいたい分かりにくいんですよね。

 

 よく読んでみたら、自治体(市区役所等)の窓口での申請も可能とあります。そういや昨年は窓口で申請したっけ。間違いがあればその場で直せるし、こちらの理解も深まるしということで、書類を記入して窓口に持参しました。

 

 僕と妻の2人分の書類を記入、念のため雇用保険受給資格者票のコピーも2部持参しました。

 

 窓口の方にチェックしてもらったところ、

  • (13)の「継続希望」の欄にある「希望しません」(2箇所)にマルをつける
  • 雇用保険受給資格者票は1部でOK

 とのことで、そのように修正し書類を提出してきました。大きな間違いはなかったので郵送でもOKだったでしょうが、やはり対面で確認してもらえる安心感は大きいです。

 

 審査に4週間ほどかかり、免除された旨のハガキが届くまで納付書類は保管してくださいとのことで、免除申請書の控えをもらって終了です。

 

【2020/9/30追記】

 コロナの影響でしょう、本日ようやく免除通知のハガキが届きました。4週間どころか3か月弱もかかりました。お役所の方々も大変なのでしょう、お疲れ様です。 

 


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住民税の申告不要制度で、ちゃんと節税された模様

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 1月末に、住民税の申告不要制度を使うべく、担当部署に書類を出しました。

 

 この制度を使えば、配当金の5〜15%くらいを節税できるというものです。詳しい理屈は大和総研のレポートを読むと分かるはずですが、もうすっかり脳内から消えました。自分の記事を読み直しても「あー、そうだっけ?」くらいの認識です。

 

 メモ代わりにまとめておくと、所得330万〜695万円の場合、配当金にかかる税金は

  • 通常は源泉徴収所得税15%+住民税5%とられる=20%
  • 確定申告して総合課税で配当控除を使うと、配当にかかる税金(20%)に10%を控除でき、所得税は10%になる。けれど住民税が7.2%になる=17.2%
  • 申告不要制度を使えば、所得税10%+住民税5%でいける=15%
  • 結果として、配当金にかかる税金を5%節税できる

 というわけです。*1

 

 所得330万円未満なら15%節税できる仕組みです。

 実際には、確定申告によって、源泉徴収された20%から5%ないし15%が後日還付されます。

 

shinnox.hatenablog.jp

住民税の配当所得分がゼロに

 そして先日、今年度の住民税の通知書が来ました。ちゃんと反映されてるかを確認してみます。

 

 総合課税の配当の項目が空欄(=ゼロ)になっている、すなわち、住民税においては配当金がなかったものとして計算されていることが分かります。なので、ちゃんと適用されたのでしょう。

 

 「申告不要制度で節税になりますよ」的な話は見かけるのですが、「ちゃんと節税されましたよ」という情報はほとんど見あたりません。たぶん節税できたと思ってますが、もし間違ってたら役所にダッシュするので教えてください。

 

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 他方で今年は住民税が大きく下がり、こちらの方がインパクト大でした。年の半ばで退職したため所得が6割くらいになったのかな? 確か昨年は半期で住民税を48万円くらい支払ったのですが、今年は通年でも24万円くらい。4分の1で済みそうです。*2

 

(追記)

 理解が不十分で記事を大きく書き直しています。

 

 この仕組みのメリットは、源泉徴収された税金を取り戻しつつ、国保介護保険などの算定基準に配当を反映させずに低所得者として扱ってもらう点にあります。

 

 これら社会保障費の負担の算定基準は、前年度の所得です。2020年度以降の基礎控除は下記の通り。

 

 住民税の基礎控除=43万円

 

 これに給与所得控除(会社員やパート)の65万円や、青色申告特別控除(個人事業主)が上乗せされるので、

 

 会社員やパート:43万円+65万円= 収入108万円までは住民税ゼロ

 個人事業主  :43万円+青色申告特別控除(55万円または65万円)=98万円または108万円までは住民税ゼロ

 

 になるはず。

 

 自分(ショボい個人事業主)の場合は、事業所得そのものがほとんどゼロだったので、2021年度は住民税も国保税もかからない、非課税世帯となりました。これについては後日の記事にまとめています。

 

 


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*1:復興特別所得税を考慮せず

*2:つか取られすぎだろ現役時代

リタイアして1年が過ぎました

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 気がついたら、今日はセミリタイア生活・1周年記念日でした。はてなブログの通知で知りました(笑)。そっかー、あれからもう1年が過ぎたのか。早いもんですな。

 

 当初は、もう少し仕事しつつのリタイア生活を想像してました。実際はコロナウイルスによる自粛の影響もあり、ほとんど仕事もせずのアーリーリタイア状態です。

 

慣れていくのね…自分でも分かる

 心境としては…そうですね、思った以上に慣れちゃって、1年前は本当に働いてたんだっけ?って思ってます。もし今も働いてたら、この自粛の中で取材先捕まえるの大変そうだな、多分仕事にならんだろうな、なんて思います。そういう意味ではさっさと見切りをつけて正解でした。

 

 一方で、多分に自粛のせいなんですが、暇すぎて仕事したいです(笑)。手持ちのライター仕事も、油断すると数日で終わってしまうのであえて手を付けてません。早く書き上げると、ゲラが上がってくるまでに内容を忘れちゃうんで。

 

 時間はあるものの、休校のため中3の子供が自宅にいますので、完全にフリーではありません。恐らく1人でも大丈夫な年齢ですが、学校のオンライン授業に使うPC/タブレットの利用や、昼食の準備などを考えると、やはり親がいた方が都合がよいです。PC関係のトラブルもすぐに対応できますし。

  

資産運用は自動積み立てで放置

 資産運用に関しては、コロナのせいでがっつりやられましたが、最近は多少戻してきたみたいです。前も書いたように、損益通算で戻した現金をETFを手動で積み立てようとして精神をやられたので、投信の自動積み立てに変えて放置しています。

 

shinnox.hatenablog.jp

 

 短期的には上下しながら、そのうち急落前の水準に戻すことでしょう。そう信じる一方で、日々の相場も眺めつつ、暴落からの回復(あるいは二番底)をちゃんと経験して、今後の投資生活の糧としよう、なんてことを考えています。

 

 1年くらいかけて、戻した現金を再度リスク資産として積み上げていくつもりです。あせってスポット投資は(なるべく)しません。感情を排して事前に決めたルールに徹する、そのための仕掛けとして自動積み立てを使う、これが今のところ自分に最も合った方法のようです。

 


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