早期リタイア3年生+n

早期リタイア3年生(+n)

ギリ40代でリタイアした元会社員。今は限りなく無職にちかいフリーライター。投資も少し。

証券会社の使い分け、メインはSBI証券、サブに楽天証券

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 セミリタイアしてヒマなはずなのに、木曜からずっと忙しい日々を過ごしていました。

 

 仕事にするかもしれない案件の準備で1日かかり、その後は母に実家の用事を頼まれて、杏の実を落としたり、屋根裏に出たネズミの退治に駆り出されたりしていました。その間に楽天ゴールドカードが届いて各種設定やら使い方の検討やらで、あっという間に一日が終わっていきます。

 

 さて、楽天銀行・証券・カードの3種の神器が揃ったので、改めて楽天経済圏の使い方を検討してみました。というか検討してます。結果から言えば、メインは今までどおりSBI証券+SBI銀行、サブとして楽天証券楽天銀行楽天カード、となりそうです。

 

ポートフォリオの管理を単純化したい

 第一の理由は、ポートフォリオの管理。現在はSBI証券にすべて集約しているので、同社のサイトを開けば一発で損益が見て取れます。これに楽天証券を加えると、ポートフォリオの把握に一手間加えざるを得ません。「手間を掛けない」ことは人生の時間を最大化するポイントなので、やはりSBI証券を中心に運用すべきでしょう。

 

ポイント還元率でもSBI有利か?

 もう一つの理由は、SBIの投信マイレージ楽天のハッピープログラムの還元率。SBIの投信マイレージは、保有残高に対してポイントを付加します。低コスト投信の場合は0.03%または0.05%です。

 

 現在主力に据えているemaxis slimシリーズの場合、先進国株式が0.03%、国内株式と新興国株式が0.05%。買ってないけど米国株式(S&P500)も0.05%です。

 

 ただし、SBIポイントはSBIソーシャルレンディングのアカウントを保有していれば、1万ポイントで12000円の現金に換えられるため、実際には1.2倍。つまり0.03%→0.042%になり、0.05%→0.06%が実質の還元率と考えていいことになります。

 

 楽天のハッピープログラムは、保有残高10万円に対して4ポイントだから、年間で4ポイント×12÷10万円=0.048%となります。こうしてみると、ポイント還元率では大差ないか、使い方によってはSBIが楽天を上回りそうです。

 

 僕の場合は過去に購入した投信が何本かあり、これらの還元率は0.1〜0.2%となっています。管理を容易にするためSBIから楽天に投信を移管しようかと考えていましたが、ポイントまで考慮すると現状維持の方がメリットが大きそうです。

積み立てNISAはいずれ楽天

 他方で、楽天は投信積み立てにカードが使えます(5万円/月まで)。このメリットはできれば享受したいので、積み立てNISAをSBIから楽天へと移すつもりです。SBI証券のコールセンターに問い合わせてみたところ、「今年のNISA枠は既に使っているので、移管できません。翌年以降のNISA枠については、10月以降に改めて手続きしてください」とのこと。10月のために電話番号を下にメモっておきます。

 

=お問合わせ先=
カスタマーサービスセンター
0120-104-214(トーシニイーヨ)
年末年始を除く平日8:00~18:00

 

楽天カードの使い道、あまりないかも

 せっかく作ったけど、現状では楽天カードの使いみちがあまりないかもしれません。現在のメインカードは還元率1.25%のREXカードで、kyashを併用しているので還元率は3.25%。

 

 楽天カードはゴールドでも1.0%だから、わざわざメインカードにするほどでもないかな。家族カードも作ってないし。今のところは、楽天での支払い用カードとして使いつつ、来年の積み立てNISAでの支払いに使う、という役割くらいしか思いつきません。

 

 ポイントが2倍になるという優待店舗を調べてみたものの、今ひとつ自分の生活ではあまり使いそうにない店舗ばかり。せいぜいローソンくらいかな…ポイント2倍にするのにエントリーする必要もあるし、使いづらいなあというのが正直なところです。他方で、ガソリンスタンド(ENEOS、ESSO、Mobile、ゼネラル石油)は3%還元があるようなので、給油のときは積極的に使おうと思います。

 

楽天銀行は短期資金置き場として

 楽天銀行楽天証券の組み合わせでマネーブリッジを設定すれば、金利が0.10%になります。当初はオリックス銀行の2週間短期預金(0.10%)を使うつもりでいたけれど、他行への当日出金ができないという罠がありました。なので短期資金置き場として楽天銀行を活用します。

 

shinnox.hatenablog.jp

 

 ひとまずの方針としてはこんなところ。また違う使い方やメリット・デメリットに気付いたら、方針を柔軟に変更します。