早期リタイア3年生+n

早期リタイア3年生(+n)

ギリ40代でリタイアした元会社員。今は限りなく無職にちかいフリーライター。投資も少し。

かつての部署メンバーと飲んで、退職後の職場の状況を知る

 昨日、数年前まで在籍していた編集部の人たちに誘われて飲みに行きました。「なんで辞めたの?」「これからの仕事は?」といった質問を、「もう働くのに飽きました」「正直、働いたら負けだと思っています」などと雑にかわしつつ楽しく飲みました。いちばん気心が知れた仲間たちなので、ここだと軽口も弾みます。

 

 僕がいなくなった後の、直前まで働いていた編集部での記事進行は、ありえないレベルの締切破りで終えたらしいと聞きました。本来は、どんなに遅くても記事を完全に仕上げる日(校了日)までに作業を終えますが、どうしても間に合わない場合は印刷会社に記事データを納品する日(入稿日)まで引っ張れます。それが常態化していて嫌気が差してたんだけど、今回は入稿日をぶっちぎって土日まで消費して、4日遅れでなんとか入稿したそうです。これまで25年間記者やってきて、ここまでひどい進行は聞いたことがありません。

 

 その後、「あの部署(僕が在籍していた編集部)に、人は補充されるのか」という話題に。場合によってはこの中の誰かが異動する可能性もあるんじゃないの…と、年配の人が言ったところ、全員がイヤーな顔をしました。まあ、率先してババは引きたくないよね。

 

 飲み会の席なので話はコロコロと変わり、30代の後輩記者が「しんのさんは資産運用してるんですか?」と聞いてきました。投資信託ETFは持ってるよと答えると、「私もETFは買ってるんですよ」という返事。この会社で資産運用している人に、初めて会いましたよ。

 

 今の30代は、以前よりも忙しい上に、人件費抑制を狙った評価システムのせいで給与が上がりにくい構造になっています。そこそこ悪くない給料をもらってるとはいえ、これから子育ても始まる世代なので、やっぱり不安もあるんでしょう。

 

 僕はETFは以前買ったきりで、追加購入していません。確かに運用コストは安いけれど、投信のように定期的に積み立てられないこと、最近は投信の運用コストも下がっていること、分配益が出ると税金が引かれてリターンが少し落ちることなどを説明しました(たいした差は出ないけど)。その後は別の話題になってしまったので、あまり突っ込んだ話はできなかったけれども、なかなか楽しい経験でした。