早期リタイア3年生+n

早期リタイア3年生(+n)

ギリ40代でリタイアした元会社員。今は限りなく無職にちかいフリーライター。投資も少し。

息子の小学校卒業までの教育費は640万円だった(受験あり)

 セミリタイアやアーリーリタイアした方のブログを拝見していると、独身かお子さんがいない夫婦、あるいは子供が大きくなって独立したケースが多いように思います。他方、僕の子供はまだ中学生。子供にかける費用をそこそこ見込まねばなりません。

 

 今回、参考までに我が家の教育費用をまとめてみました。2歳から13歳、小学校を卒業するまでのデータを家計簿ソフトから抜き出したものです。11年間の総額は約640万円でした。年間平均58万円、月平均で4万8500円ほどです。

 

  2歳から民間の保育園に入り、妻が仕事を止めた関係で3歳で民間の幼稚園へ。その後公立小学校に6年通いました。小学5〜6年の2年間は受験のため塾に通っています(0〜1歳は保育園に通っておらず、教育費用はゼロとしています)。

 

 

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 この期間の習い事は下記の通りです。ざっくり2万円/月くらいでしょう。

・5歳〜 :ピアノ(月8000〜1万円)

・5〜11歳:ベネッセ こどもちゃれんじ(月5000〜6500円ほど)

・6〜12歳:体操教室(月4000円)

 

 印象としては、保育園・幼稚園はそれ自体の費用が高め(民間ですし仕方ない)。小学校に入ると、公立なのでさほどお金がかかりませんが、多少習い事でお金が出ていく感じでした。

 

 5年生に入って受験のため塾に通い始めます。月謝は2万円ほどで、当初はさほど高くないように見えました。ですが、塾というのはしっかりとした課金システムが確立されていますね。後半に入ると夏期講習やら冬期講習やらでバンバンお金が飛んでいきました。この2年に費やした金額は約180万円に達します。塾だけでざっと100万円くらいかかってます。

 

 仮に塾通いしなかったと想定すれば、総額は約540万円。年間49万円、月額換算で4万円ほどとなります。

 

■「私立幼稚園48万円/年、公立小学校32万円/年」が平均

 

 世間一般の教育費データは、文部科学省「子供の学習費調査」をみるとよいでしょう。平成28年度における、未就学児〜高校生までの保育費・教育費の1年間の費用がまとめられています。

 

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 このデータには、学校教育費+学校外での活動、つまり習い事などの費用も含まれています。私立幼稚園は年間48万円、小学校は32万円ほど。我が家の場合は、幼稚園時代は年間58万円前後、小学校時代は35万〜45万円ほど(塾時代を除く)ですので、若干高めだったといえそうです。もっとも、土地や物価のコストが高い首都圏在住ですので、若干教育費が上振れするのは仕方ないと思っています。

 

 今後、中学校を卒業して高校、大学と進学することになると、あと1000万円は必要になるんだろうなーと想像しています。他方で、セミリタイアして収入が減るので、高校無償化や大学無償化の恩恵を得られる可能性も出てきました。思ったよりも少ない金額で済むかもしれません。

 

 いずれにせよ、子供には、人生を豊かに生きていってもらいたいと思っています。そのためには幅広い知識や経験が必要になります。それを得るための手段が教育です。金に糸目はつけないぜ!とは言い切れませんが、できる限りのチャンスを与えられるように、教育費をしっかり確保しておきたいと思います。