先日バッテリーを交換したHPのノートPC、ENVY X360。
実は以前から、使ってないのに気づくと本体が発熱してることが多々ありました。朝起きて気づくとホカホカになってるとか。なんか知らんうちに勝手に起動して、負荷の高い処理を行ってるようなそんな挙動。スリープしようとして失敗してる、そんな感じです。
ただ調べても原因がよくわからず、個体差かなと思ってたら実家の同じモデルも同じように発熱してるらしいので、どうもそうではなさそう。気持ち悪いなーと思いつつ放置してたらバッテリーが逝きました 笑
てなわけで、バッテリー交換後にちょいと調べてみたわけですよ。ええ。
するってえと、最近の(といってももう3年前)Windowsは「モダンスタンバイ」なる機能を備えてるらしいじゃないですか。スタンバイ状態にはしておくけど、通信機能はアクティブにしておいて、バックグラウンドでメールを受け取ったりできるとか。いらねえー。
どうもHPのノートPCは、このモダンスタンバイを無効化できない上、たびたび画面オフからスリープ移行に失敗してバッテリーを食いまくるというトラブルがあるらしいです。ちゃんと寝かしつけたはずなのに、夜中に起きて勝手に動き回って体力を消耗して不機嫌になるとかお前は乳幼児か。
で、何とかできないかなと調べて、対策が見つかったので忘備録的にメモしておきます。
レジストリに1行追加
コントロールパネル→電源オプション→プラン設定の編集 から
「詳細な電源設定の変更」をクリックし、「電源オプション」を出します。
「詳細設定」で、モダンスタンバイ時のネットワーク接続を「無効」にします。
通常、モダンスタンバイは「スクリーンオフ」状態から、時間が経過すると「スリープ状態」へ遷移します。この遷移の間に通信が割り込むと、いつまでもスリープしなかったり、熱暴走に近い状態になることがあるようです。
ただこの設定、当初はHP側が表示させないようにしているようです。
その場合は、レジストリを下記のように修正し、再起動します。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\F15576E8-98B7-4186-B944-EAFA664402D9」 の「Attributes」を「2」にする
設定後に2日ほど放置し、朝方に筐体が熱くなっていないか確認しました。
ひとまずは大丈夫なようです。
念のため、powercfg /sleepstudy コマンドでスリープ時のログを確認してみました。
夕方17時過ぎにノートPCを閉じて、翌日まで放置した状態を記録したものです。
これを見ると、3:30分にスクリーンオフにいったん移行し(94行)、1秒後にスリープに戻っている(95行)ことがわかります。
同様に、6:35にもスクリーンオフ→1秒後にスリープ、という動作が確認できます。
何がトリガーとなってスクリーンオフへ遷移するのかは不明。Windowsアップデート等のスケジュールや、LAN配下にあるNASやスマホ等のパケット(WOLが動作?)が流れた際にスリープから起こされるのかもしれませんが、よくわかりません。
ひとまず、夜間にスリープからスクリーンオフに戻っても、1秒でスリープに戻っているようなので、しばらくこれで運用します。実家のPCも後で設定しておこうっと。
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