先日、Macbook Pro 13インチ(2015 Early)をMacbook Air M2に買い替えました。5年ほど使ってバッテリーが劣化してきてたのが大きな理由です。
あと、ようやくキーボードと電源コネクタがまともなMacbookが出てきたのも大きいですね。打ちにくいバタフライキーボードとか意味のわからんタッチバーとか、MagSafe廃止してUSB-Cのみとか、正直うんざりしてました。
さて、余ったMacbook Pro。最初は予備機として保管しておこうと思っていたんですが、「そんなに使わないし売っちゃおうかなー」とメルカリに出品。バッテリーが劣化してたので値段を下げ気味にしたのですが、反応がいまひとつ芳しくありません。
反応があっても「●●円になりませんか?」というメルカリ特有の非常識な値引き要求でちょっとうんざりしたので、いったん出品を引っ込めて放置してました。
しばらく仕事やら私事でバタバタしていたら、最近ご無沙汰だったDIY欲がちょっと復活。このまま放置してても仕方ないし、せっかくだからやってみるか!と、バッテリー交換に踏み切りました。
iPhoneのバッテリー交換は何度もやってるので、Macbookも似たようなもんでしょう。失敗しても諦めつくし、という軽いノリです。
中身はWorldPlusというメーカーの製品で、互換バッテリーではそこそこ売れ筋のようです。価格は6000円ほど。
A1493 MacBook Pro Retina 13インチ(Late2013/Mid2014/Early2015)用交換バッテリー [BT-MBP13r-L13-E15] mbp-bt 価格:6,097円 |
作業時間は1時間ほど、思った以上に簡単
さて、僕のMacbook Pro 13インチはバッテリーが両面テープで固定されてるタイプです。裏蓋開けて、バッテリーの両面テープをシール剥がし剤などで溶かして、新しいバッテリーを取り付ける必要があります(これがめんどくさい)。
調べてみると、高濃度のアルコール等がシール溶解に使える模様。
我が家には電子機器洗浄用のイソプロピルアルコール(IPA)が常備してあるので、こいつで両面テープを剥がすことにしました。
細かな作業はiFixitなどを参考にしていただくとして、
- 交換バッテリーは6100円ほど(工具つき)
- 作業時間は30分〜1時間ほど
- iPhoneのバッテリー交換より簡単
というのが作業後の感想です。
以下、簡単な作業記録。
まず裏蓋を開けます。
バッテリーは下部。左右のセルが膨らんでます。
予想以上に劣化してたんですね。
コネクタ等を外していきます。
左右スピーカーを外します。この後、タッチパッドのコネクタも外します。
これがイソプロピルアルコール(IPA)。揮発性がめちゃくちゃ高く、火気厳禁です。
普段は密閉した上でビニール袋にくるみ、ペール缶内に保管しています。
バッテリーと本体の隙間にプラ板を差し込み、IPAを隙間に流し込んで数分待つと、面白いようにプラ板が入っていきます。
左側セルが剥がれたところ。
慎重かつ大胆に作業を進め、バッテリーを剥がします。
その後、本体側に残った両面テープを根気よく剥がしていきます。
新バッテリーを仮ではめ込んだところ。
工作精度が今ひとつで、少し歪みがあったりしますが使えそうです。
きちんと位置決めし、ネジ穴が元の位置に来ているかを確認。
裏側の剥離シートを剥がして両面テープを露出させます。
ひっくり返して慎重に貼り付け、コネクタを戻して仮通電を確認し、裏蓋を組み付けて完成です。
改めてMacを起動し、システム情報からバッテリー情報を確認。
旧バッテリーは充放電回数が435回、状態:修理サービス推奨となっていました。
新バッテリーでは充放電回数2回、状態:正常となり、無事に交換成功です。
さて、新たな命を得たMacbookですが、何に使おうかな?
(やっぱり2台あっても使いみちがなく、2022/10に売却)
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