少し前の話ですが、風疹の抗体検査に行ってきました。
僕が生まれた世代は風疹ワクチンの摂取が義務付けられておらず、抗体保有率が他の世代の8割程度といわれています。そこで2022年3月31日までの期間に限り、風疹の定期接種を受けられることになりました。
今回、検査を受けようと考えたのは、どっちかっていうと自分のためじゃありません。妊婦さんが万が一風疹にかかると、子供は「先天性風疹症候群」にかかる可能性があるためです。
先天性風疹症候群(congenital rubella syndrome:CRS)は、風疹の母子感染により、生まれた赤ちゃんに難聴や白内障、先天性心疾患などを起こすものです。妊娠20週ごろまで、特に12週ごろまでの妊娠初期の女性が風疹に感染すると、発症する確率が高くなります
現時点で身近に妊婦さんはいませんが、将来、息子が結婚して子供ができたときに、知らない間に風疹に感染してた、という事態は避けたい。そんな中、自治体から風疹の抗体検査受診クーポンが届いたので、時間のあるうちに受けとこうと思い至ったわけです。
今回は血液検査だけなので、血を抜いておしまい。先生が「ついでに大腸がん検診もやりません? 役所から頼まれてて〜、費用も500円で済みますし(にこにこ)」と仰るので、受けることにしました。
1週間ほどして結果が出るというので、再度クリニックを訪問。その結果は…
抗体値が最低基準の「8」に対して128あるので全く問題なし。ちなみに16未満だと念のためワクチンを摂取したほうがよいとのことでした。
ついでに大腸がん検診の結果も問題なし。まあこちらは便潜血を見るものなので、最低限のスクリーニングの意味が強く、万全を期すなら内視鏡検査が必要になりそうです。