昨日、初めての失業給付金(雇用保険給付金)を受け取りました。
27日分で22万5045円。セミリタイア人にとっては久々の定期収入です。絶対的な金額以上に、「収入がある」ってのは心理的な安定につながりますね。
受給金額は離職時の年齢や在職時の給与で決まってきます。今年8月からちょっとだけ引き上げられて、現在は下記のとおりです(詳細は厚労省のサイトを確認してください)。
僕は45〜59歳に該当するので、基本手当(日額)は8335円です。勤続年数から支給日数が決まり、150日間受け取れますのでトータルで125万円ほど受給できる計算です。
住民税と健康保険料で全額吹っ飛びますけどね! 何の罰ゲームだよ…
ちなみに雇用保険料率は現在9%(労働者負担3%)なので、サラリーマンの生涯年収2億円として、率が変わらないとすると1800万円(労働者負担600万円)くらい持ってかれる計算ですね。それでリターンが100万円ほど。非常に雑な計算なのでアレですが、効率悪すぎるよなあ。
とはいえ、社会保険の意義はお金だけではありません。失業対策や雇用支援などにもコストがかかり、それを支える財源は絶対に必要です。
「行政がコストをかけすぎだ」とつい言いたくなりますが、それは一見正しそうに見えて正しくありません。この手の意見は、「払った以上に戻ってくる」状態にならないと絶対に解消しないからです。*1
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