ハローワーク3回め、雇用保険説明会に顔を出してきました。内容は雇用保険(失業保険)の給付の仕組みの説明です。
今回の説明会で、おおよその仕組みと今後の流れをようやく掴めました。スタート地点にようやく立った気がします。
所要時間は2時間。前半が雇用保険の説明ビデオで、後半が担当者による具体的な説明です。
今回気づいたことのメモ。
- 3カ月の給付制限の間は働いても雇用保険に影響しない(就業しなければ)
- 以降、雇用保険受給中に働くと、働いた日数分だけ受給が後ズレする
- 次回の「初回認定日」には、手持ちの「受給資格者証」「失業認定報告書」(要記入)を持参、箱に入れれば基本的にOK
- 同時に「意向確認票」(アンケート)を出せば、そのまま職業相談につながり1回カウントされる
ライターの労働時間はどう考える?
今回最も気になっていたのは、ライターとして働いた場合の労働時間のカウントです。1本あたりいくら、という成果物で報酬を得る形態の場合、労働時間を正確にカウントできません。
結論から言えば、ライターの労働時間は「自己申告」です。原稿1本書くのに1日何時間かけたかをメモしておけばよいようですね。損しないためには、「1日4時間以上」×「数日」で原稿をまとめた形にするべきです。
というのも、4時間以上は「就労」、それ未満は「内職」となり、扱いが異なります。内職は給付が減るので基本的に損します。
4時間以上(就労)→ 働いた日数分は給付されず、その日数分だけ給付が繰り越される=後ズレします。つまり3日働くと、3日分の失業保険はいったん見送られ、その給付の権利が後ろにずれていきます。給付期限(失職からだいたい1年)を過ぎると権利が消えます。
4時間未満(内職)→ 収入の金額によって基本手当が減額または不支給となる。ただし、不支給となった日は給付日数が繰り越されます。
しかしお役所ってのは…
雇用保険説明会のビデオは見ていると不愉快になりますね。
「雇用保険は積み立てじゃない、税金と保険だ」
「だからキチンと書類を出せ、働く意欲を示せ」
「さっさと就職しろ」
「制度はこんな形だ、よく覚えとけ」
「うっかりミスしたら不正受給だからな」
「不正受給は3倍返しだ、覚悟しとけ」
もうね、雇用保険なんていらないから、保険料を自分で積み立てさせてくれよと。こちとら25年も働いてきて、受給金額<<保険料総額になってるんだ。こんな複雑な仕組みを運用するコストなくして、民間だけにしてしまいましょうよ!*1
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*1:もちろん制度がないと即、破綻する経済状況の人や、経済観念がない人がいるので無理なのはわかってます。けどねえ、自己都合退職で給付制限3カ月とか、ほんと役人の考える「正しさ」って実態にそぐわないものばっかりだ