早期リタイア3年生+n

早期リタイア3年生(+n)

ギリ40代でリタイアした元会社員。今は限りなく無職にちかいフリーライター。投資も少し。

初めてのハローワーク 1時間の手続き、簡単だけどちょっと疲れた

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 お役所が嫌いなセミリタイア初心者しんの(@shinnox2)です。

 

 退職日から1週間ほどして離職票が届きました。失業保険の給付を受けるには、ハローワークにて手続きが必要です。お盆明けでいいかなと思っていましたが、時間ができたので初回手続きに行ってきました。

 

 細かな手続きはネットであちこち懇切丁寧に解説されていますので、ここでは「行ってみてどうだったか」をメインに書いていきます。

 

持っていくものと事前にやっておくべきこと

 会社から送られてきた書類の中に、ハローワークのパンフレットが入っていました。「受給手続きに必要なもの」は下記のとおりとなっています。ただし実際には、赤字で示したものは不要でした

 

  1. 離職票1…氏名や銀行口座番号を記入しておく
  2. 離職票2…写真添付欄に顔写真を貼っておく
  3. マイナンバーカード…持っていない場合は、「通知カード」+「免許証」などでOK
  4.  印鑑
  5. 写真2枚…縦3.0cm×横2.5cmのもの。1枚は離職票2に貼っておく
  6. 本人名義の預金通帳・キャッシュカード(インターネットバンク・外資系金融機関以外のもの
  7. 船員の場合は船員保険失業保険章および船員手帳

 6.の預金通帳・キャッシュカードのカッコ書きにある「インターネットバンク・外資系金融機関以外のもの」について補足説明します。これを読むと、ネット銀行はNGなのかなと思ってしまいます。僕はネット銀行(住信SBIネット銀行)をメイン口座として使っているため、念のためみずほ銀行の通帳も持っていきましたが、ネット銀行でも特に問題ないようでした。

 

 前日の晩にこれらを用意し、その上で求職情報(求職申込書に記入する情報)の仮登録を行いました。

 

 ハローワークでは初日に求職申込書を書いて出すことになります。希望する職業や月収、勤務形態などを書き込むのですが、項目数が多い上、「何年に就職して何年に辞めたっけ…?」など、就業状態のデータも確認する必要があります。これをネット経由で事前に書いて登録しておけば、ハローワークのカウンターでチマチマ書いていく手間が省けます。

 

  ハローワークインターネットサービス - 求職申込み手続きのご案内

 

  どう書いたらいいか分からない項目や、記入間違いがあっても窓口で修正してもらえます。僕は就業年数の数え方に不安があったので、そこを空白にして入力しました。

 

 入力が終わると、仮登録番号が発行されるので、印刷したりメモったりして持っていきます。僕はMac→メモ帳→iPhoneのメモ帳に同期して、窓口でスマホを出して手続きしてもらいました。

 

初日のハローワークでの流れ

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 所要時間はトータルで1時間強、淡々と事務処理されていく感じです。お盆時期だったこともあり、人はまばらでヒマそう(失礼)でした。

 

 大雑把な流れは 受付→窓口1(雇用保険需給窓口)→窓口2(就職相談窓口) で、書類を出して質問に答えてスケジュールを確認して、それで終わりです。思ったより手早く終わりましたが、独特のお役所の空気が苦手なので、何度も行きたいとは思えない場所です。

 

 実際の流れはこんな感じ。

 

 まず受付で「雇用保険の受給手続きに来ました」と告げます。受給資格があるかの確認書類(すぐ働けますか?などの質問に◯をつけていく)とアンケートを手渡され、「番号◯◯の窓口へ」と言われますので、素直に向かいます。

 

 最初は雇用保険の受給に関する手続きです。窓口にて番号札を取り、待ち時間に求職申込書とアンケートを書く…という流れなのですが、空いていたのですぐに呼ばれました。そこで窓口の担当の方に離職票1、2と写真を出し、その方が書類を確認している間に書類を書いていきます。

 

 求職申込書については、「事前にネットで書いてきました」と告げ、スマホの仮登録番号を見せると「分かりました」とそのまま処理してくれました。ラクです。一通り書類確認などが終わると、雇用保険の受給に関する注意点などの説明のため、雇用保険説明会(9/2)初回の認定日(9/11)に必ず来てください、来られますか?と確認されます。どちらも問題ないのでOKと答えて終了です。

 

 次に就職相談窓口に回されます。待合スペースの席で数分待つと、名前を呼ばれて窓口へ向かいます。ここでは、求職申込書をチェックし希望する職業などを確認します。

 

 事前にネットで求職情報を仮登録しているので、流れは極めてスムーズです。あえて空白にしておいた就業期間を「これで大丈夫ですかね?」と確認したり、間違えていた扶養人数を修正したりします。

 

 一通り終わると、「雇用保険受給資格者のしおり」「ハローワークカード」などを渡してくれます。これらを毎回持参する必要があるようです。

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 その後「職業講習会」を8/27に開催すること、これが求職活動の実績になるとの説明を受け、参加してはどうでしょう?と促されたのでOKしました。最後に、求職情報の検索方法をざっと説明してくれました。希望する職業として、いちおう編集職と書いたので、これに基づき検索してくれましたが、なかなか条件に合った案件は少ないようでした(本気で働く気もありませんが)。

 

受給期間中にライターとして働いたらどうなる?

 手続きを一通り終えて、「受給期間中にライターとして働いた場合はどうなるのか?」と質問してみると、「それは雇用保険の窓口でお願いします」とのこと。で、そっちに行ってみると、窓口が「ただいま事務処理中です」との看板を出しています。質問する場合は質問用紙があるので書いて入れろ、とあるのですが、該当する項目がなく困りました。

 

 しょうがない、直接聞くしかないなと窓口を見ます。1人は明らかに作業中だったのですが、もうひとりの若い男性はマニュアルらしきものを読んでいるだけ。なので声をかけてみると「一般的なことならお答えできます」とのこと。うわ、お役所っぽいタイプだなーと思いながら質問してみました。

 

 すると「4時間以上働くと雇用保険は支給されない」という(こっちも知ってる)回答。なので「ライターのように、時間ではなく成果物1本あたりいくらで考える場合はどうなる?」と聞くと、「1本あたりの作業にかけた時間になる」とのこと。うーん、ライティングに1日2時間×3日ならOKでも、1日6時間で一気に仕上げたらダメってことなのか…? でも自己申告だから判断つかないんじゃないか…等々、疑問がさらに深まるだけでした。

 

 まだ、1日あたりに受け取れるお金にも算定式があるそうで、それは雇用保険説明会の後なら分かりますよ、とのこと。…算定式くらい教えてくれれば自分で計算するよ。

 

 なので帰ってきて調べました。


 計算式は下記の通り。 これを見る限り「1日分の収入金額」をいかに少なくするかがポイントっぽいですね。僕のケースでは、1週間に1〜2本書くレベルなら減額されずに済みそうです。

 

A…基本手当日額+収入(内職等による1日分の収入金額-控除額)

 控除額=1294円(平成30年)

B…前職での賃金日額×0.8

1.AがBより少ない、あるいはAとBが同じ金額の場合…全額支給
2.AがBより多い場合…差額が減額されて支給
3.1日分のアルバイト収入がBより多い場合…支給なし

 


 

 ハローワークの初日手続きを無事に終えてみて、非常に疲れました。たいしたことはしてないんですが、お役所独特の空気が苦手なものでストレスがたまります。今後も定期的に通うことになるので、早いところ慣れてしまいたいものです。

 


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