現在はまだ有休消化中で、セミリタイアといえるかどうか微妙な毎日。とはいえ、職場を離れて2週間、仕事のことはすっかりさっぱり忘れて毎日を過ごしています。
その代わりに、午前中は妻と洗濯物を干したり、お昼を一緒に食べたり、ジョギングして買い物に行って子供が帰ってきて家族一緒に夕食を囲んだり、そういう時間がのんびり流れていきます。
仕事をやめた理由は、突き詰めれば「フェアではない」環境に嫌気が差したことに尽きます。誠実ではない、と言い換えてもいいかな。
自分は締切を守って進行し、原稿もきちんと仕上げているのに、校了間際のギリギリのタイミングでひっくり返されるようなことが続いていました。他人の時間を惜しみなく奪う、そしてそれに何も感じない様子に失望しました。
仕事を辞めたいと妻に愚痴ったのは、昨年の秋頃だったかな。もちろん半分は冗談で、「もう仕事したくないなあ」くらいの他愛もない会話です。ただ、「辞めるかも」という話をしたことで、少し気持ちの整理がついた気がしました。
それ以降、職場内で理不尽なことが続き、年が明けて大きな仕事を終えて「よし、もう少し頑張ろう」と思ったタイミングで、自分にとって理不尽なアサインが降ってきました。
面談で話した内容と全く異なる仕事で、できないことはないけれど、今後のための経験が積めなくなります。結局、この人はその場しのぎの判断で物事を進めるんだな、と思ったら仕事を続ける気が失せました。
そして翌日、退職の意思を伝えました。一度決めたら早いなと自分でも驚きました（笑）。
