早期リタイア3年生+n

早期リタイア3年生(+n)

ギリ40代でリタイアした元会社員。今は限りなく無職にちかいフリーライター。投資も少し。

楽天アンリミット(Rakuten UN-LIMIT)を2回線契約 タブレット的に利用中

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 楽天が提供する「通話・通信使い放題」サービスの「Rakuten UN-LIMIT」(楽天アンリミット)を2回線契約しました。7月末に1回線、8月頭にもう1回線(妻名義)の2回線を試験的に運用しています。

 

 きっかけは自宅のネット回線(モバイル)が若干不安定になってきたため。月に900GB使えるサービスを契約していたんですが、ステイホームの影響で回線が圧迫され、ある一定の条件(詳しくは不明)で通信制限をかけるようになってしまいました。正直使い物にならない速度なので、予備回線として楽天アンリミットを入れたわけです。

 

 このサービス、楽天の自社エリア内なら通話も通信も使い放題、1年間は無料、かつ8月上旬までは端末をタダ同然でばらまくなど大盤振る舞いでユーザーをかき集めています。この影響で2020年6月期の中間決算で楽天274億円の純損失(前年同期は1009億円の黒字)を出しており、やはり携帯電話事業の先行投資は大きいなと感じたりしてました。

 

 ソフトバンクもかつてボーダフォンから携帯電話事業を買い取ったときは2兆円近い有利子負債を抱えました。ま、いずれ大きく戻ってくるビジネスなのは、同社の状況を見れば分かる通りです。楽天の株価、今日は8%近く落ちてるので今は買い時かもしんない。しらんけど。

 

端末は2台ともOPPO A5 2020をチョイス

 さて、端末バラマキキャンペーンでは、シャープのAQUOS sense3 liteと、OPPOのA5 2020にそれぞれ2万円のポイント還元が付き、他の還元策と合わせると、ほぼ持ち出しなしで入手できました。

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 このキャンペーン、8月5日にいったん終わったのですが、今日見てみたら復活してました。よっぽどユーザー集めに苦労してんだろうな。ご苦労さまです。

 

network.mobile.rakuten.co.jp

 

 なんでOPPOを選んだのかというと…

  • ぱっと見のデザインが好みだった
  • 国産のAndoroid機はいまいち使いにくかった記憶しかない
  • 最初からフィルムが貼ってありケースも付いてくるので手間がない

 あたりが理由です。メインで使うつもりはないので、失敗してもダメージ少ないですしね。

 

 Android をベースにした独自のColor OSは癖が強いとの噂を聞いていましたが、実際使ってみるとiOSにかなり近い印象を受けました。ユーザーにあまり複雑な設定を意識させないよう作り込んでいる感じです。

 

 動作速度は…まあ、そこそこでしょうか。ポケモンGOなら十分に使えます。1年前に中古で手に入れたXperia X Performanceはガクガクで使い物にならなかったのですが、OPPOなら問題なくプレイできます。なので息子のアカウントでポケモンGOにログインして、たまに持ち出して代理プレイしてます。

 

 画面が大きいので、普段はリビングに置きっぱなしにしてタブレット的に使っています。顔認証が便利で、スマホスタンドにOPPOを立て掛けたまま画面を2回タップで起動、顔認証で即ホーム画面が立ち上がり、そのまま天気をチェックしたりニュースを確認したりしてます。いやほんと、顔認証って本当に便利。めっちゃ便利。

 

 一通り使ってみて好印象だったので、妻用の端末もOPPOをチョイスしました。こちらはほぼリビングの置物と化しております。

 

楽天エリアは「電波が薄い」

 

 さて我が家は郊外なので、高速回線が使い放題になる「楽天回線エリア」ではありません。実際のところどんなものなのか気になり、車を20分ほど走らせて楽天回線エリアに入ってテストしてみました。

 

 第一印象は「電波が薄い」です。エリアマップで楽天回線エリアになっている場所でも、パートナー回線エリアのままの場所が多数ありました。エリアの端っこは、ほぼ使えないと思ってもいいでしょう。念のため車から外に出て電波の入りを確認したものの、楽天回線の電波を掴むことはありませんでした。

 

 では、エリア内側はどうか。とある駅前から少し裏手に入った場所でテストすると、かろうじて楽天回線を掴みました。しかし電波強度が弱く、通信速度も全然出ません。1Mbpsも出なかったかな…。4階建てくらいの建物があった結果、電波が回り込んでいなかったのかもしれません。

 

 少し移動して駅に近づいてみると、いきなり電波が強くなり安定して10M〜20Mbpsを叩き出すようになりました。ただ、再び少し横道に入ると急に電波が弱くなり、また1Mbps程度になるかパートナー回線の電波に切り替わるか、かなり不安定な状態でした。

 

 察するに、基地局自体が少ないのでしょう。通常は基地局をビル屋上などに設置し、電波の届きにくいところにまた基地局を設置して、面でエリアをカバーしていきます。その基地局が少ないため、エリアに「穴」がぽこぽこ空いていて、ちょっと条件が変わるといきなり速度が落ちたりつながらなくなったりする…そんな感じを受けました。*1

 

 楽天は自社エリア外はauから回線を借りて(パートナー回線)サービスを提供しています。ただ、カバー率70%を達成した時点でパートナー回線の継続or打ち切りを検討する話で、この「穴だらけ」の状況で打ち切られると大変なことになりそう。他方でパートナー回線の費用負担も重いことから、さっさと自社回線に切り替えたいとの思惑もあるでしょうし、しばらくは「つながったりつながらなかったり」のサービスになりそうな気がしています。

 

 まあ、メイン回線で使うのはちょっとしんどそう。iPhoneも公的には11以降とSEしか使えないし*2、メインで使うにはまだまだ発展途上の域を出ていません。ただ、こういった挑戦的なサービスが出てこないと面白くないんで、楽天の今後には期待しています。ともあれ、早く自宅が楽天回線エリアにならないかな。

 

(その後、楽天モバイルの有料化などもあり、2021/9にIIJmioMNPOPPO A73に買い替えるとともに売却)

 


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*1:郊外であれば1基地局で5〜10kmの同心円をカバーできますが、ビルが乱立するエリアではせいぜい1〜3kmくらいじゃないでしょうか。新宿なんて、90年代後半は500m単位で基地局を打たないと足りない、なんてドコモの人が言ってたような気がします。当時はPDC=TDMAなので、同一周波数を繰り返し利用しづらくセル設計が難しいと聞いたような記憶があります。CDMAは最初から干渉を前提につくるので置局はやりやすい、なんて話だったはずだけど詳細は忘れました

*2:有志がiPhone5s(だったかな?)以降でも動作させる方法を見つけています。ただかなりトリッキーで誰でも簡単にできるわけではないし、iOSのバージョンが上がった時にどうなるかわからない等の問題も残っています