関東直撃の台風の影響で、自宅のゴーヤカーテンが落下したり自転車が全部転倒したりと、朝っぱらから後始末に追われました。
隣町で一人暮らししている母に様子を聞いてみると、裏庭のイチジクやコブシの木が強風で傾いたとのこと。こちらはセミリタイアした身ですから、時間はあります。手伝いに行くと告げて車で向かいました。
現地に着くと、思ったほどの被害はなく、ちょっと木が傾いた程度。ばっさり切ってほしいとの話だったので、ノコギリでざくざく切ってきました。この作業、70を過ぎた母一人でやるには厳しそう。小一時間作業して片付けてきました。期せずしての災害ボランティアです。
リタイアしてみて、自由に時間が使えるありがたみを実感します。去年の今頃は仕事に追われて、土日もゆっくり休めたかどうか怪しい状況。ちょっと手伝いに行くのにも時間をやりくりしないといけませんでした。今は、思い立った時に即行動に移せます。ちょっとしたことでも、家族の役に立てるのが嬉しいのですよ。
先週末にライターの仕事を受けたので、今週半ばには1〜2本の原稿を書きます。まだ書ける余力はありますが、あまり詰め込むつもりはありません。また、都心に頻繁に出る仕事も受けません。僕の中では、仕事の優先順位は最下位なのです。
かつて仕事は優先順位の上位に居座っていて、出張が台風に重なったらどうしよう…などと気を揉むことも多々ありました。今は通勤の混乱を伝えるニュースを、どこか違う世界の映像のような気持ちで見ています。もうあちら側に戻ることはないでしょう。
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