昨日の記事「寿命まで資産は保つのか? 50歳で資産5000万円、月20万円で80歳まで生きるなら利回り2.6%が必要」の補足です。
上記計算は、純粋に資産運用のみで計算しており、年金を考慮していません。仮に65歳から10万円/月の年金(手取り)を受け取れるとした場合はどうなるでしょうか。
月に10万円の年金があれば100歳まで保つ
50歳から64歳(末)まで利回り2.6%で5000万円を運用し、20万円/月を取り崩した場合、65歳時点での資産額は2778万円になります。
65歳からは年金の10万円/月が入ってきますので、取り崩し額は10万円/月となります。このケースでは資産運用せずとも単純計算で23年保ちますので、88歳までは大丈夫ということになります。仮に2.6%運用を続けられれば、計算上は100歳くらいまで資産が保ちます。資産運用ブラボー。
もっとも、老後は医療費や介護の費用もかかりますので、ここまで支出が少なくて済むと思うのは楽観的すぎるかもしれません。また、老齢期を迎えて資産運用を続けられるかは微妙かなと思われます。*1
僕は70歳くらいになったら資産運用は縮小、あるいは取りやめるつもりでいます。恐らくそのころは、判断力も鈍っているでしょうし、寿命も考えると資産をある程度集約しておきたいのです。
妻よりも先に自分が死ぬと想定しているので、妻が相続した時点で悩まない資産構成にしておく必要があります。最終的には、預金と10年変動国債のみか、投資信託は残したとしても1、2本に絞って、SBI証券の「投資信託定期売却サービス」で毎月一定額を取り崩し、生活費に充ててもらうつもりです。
基本的にはフルオートで問題なく回る仕組みを作って死ぬつもりですが(笑)、多少は子どもがサポートしてくれるだろうと期待しています。
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