息子が使っているiPhone 6sのバッテリーがヘタってしまい、下手すると半日もちません。「めっちゃ減るーー」(なぜか嬉しそう)との苦情を受けて交換することにしました。
このiPhone 6s、2018年11月末にApple正規プロバイダでバッテリーを交換しています。ほぼ2年使ってバッテリー容量は86%まで落ちました。そこそこ使うだけにしょうがないか。
さて今回のバッテリー交換に当たっては、Appleに交換してもらうのではなくDIYでやります。過去にiPhone 5c、5sのバッテリーと、割れたiPhone 6sの液晶パネルを交換した経験があるし、この手の作業は好きなんですよね。
他方で、互換バッテリーはピンキリでハズレも多いのが実情です。Amazonのレビューを見ていると、ダメなブランドの製品は「バッテリーが膨らんでダメになった」などと恐ろしいコメントが散見されます。あれ、不良品を掴んだ人は積極的に書き込むから目立つんだろうけど、めっちゃ不安になるよなあ…。
ということもあり、今回は互換バッテリー大手のロワジャパンの製品をチョイス。以前、ここからデジカメやノートPCの互換バッテリーを購入した経験があり、大きなハズレはないだろうと踏みました。ハズレを引きやすい僕としては、ここは手堅く信頼性を取りに行きます。
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なおiPhone 6sは防水ではありませんが、フレームの外周には防水シールが貼ってあります。上記の交換セットに防水シールはないので、別途調達しました。2枚入りなので、1回失敗しても大丈夫。
交換用バッテリーが1480円*1、防水シールが250円(2枚)。保証はなくなっちゃいますが、もはや製品寿命が終わりかけのiPhone 6sなので気にしません。次にバッテリー交換が必要になったら本体ごと買い替えるでしょうしね。
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慣れれば作業は30分ほど
交換作業はYoutubeなどで懇切丁寧に解説されてますので、それを見ながらやればさほど難しくはありません。ただ、付属品の工具は精度が多少甘いこと、ネジが小さく部品をなくしがち、といった注意点もあります。
僕は時計修理用の工具やピンセットなどを別途持ってるので、そちらも併用しながら作業しました。ネジはセロハンテープに貼り付けて紛失を防ぐとよいです。
Lightningコネクタ近辺のネジを外して、吸盤を使って液晶パネルを引っ張り上げ、隙間にヘラを突っ込んでパカッと本体をオープン。付属の吸盤はいまいち使いづらいのですが根気よく作業してれば道は開けます。
バッテリーのコネクタを外してセロハンテープで絶縁した後、液晶パネルのコネクタを外して2枚おろしにします。でもって液晶パネルや本体フレームの周囲についた防水シールを根気よく取り除き、バッテリーを固定している両面テープを引っ張って慎重に外してやります。
ここまで来たら後は楽です。交換用バッテリーに付属の両面テープを貼り付けて本体にセット、逆手順で組み上げて動作チェックし、問題ないことを確認して液晶パネルを閉じます。
バッテリー容量は86%から100%に復活。少し使ってみた限りでは、これまでのように勢いよくバッテリーが減っていく様子もありません。
作業時間は30分ほどです。ただし、作業前に液晶保護ガラスフィルムを剥がし、作業後に貼り直したり、液晶パネルを開けたついでに隙間のゴミを掃除したりしていたので、全体では1時間ほどかかってます。
学校から帰宅した息子に「交換しといたぞー」と自慢して渡しときました。その後、参考書を買いに2時間ほど出かけて帰ってきましたが、数%しか減っておらず、ちゃんと性能を発揮していたようです。
思った以上に満足度が高かったので、来週には妻のiPhone 6sのバッテリーも交換します。しばらく退屈しなくて済みそうです。
(その後、家族3人分のスマホとしてiPhone SE2を3台購入したため、iPhone6sは妻の分も合わせて2021/4に売却。なおSE2購入後、iPhone12を3台ゲットしたので、SE2は2台売却。1台は音楽再生専用機として息子が活用中)
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*1:ちなみに後で調べたら、Yahooショッピングで同じ交換バッテリーが1280円(送料無料)で売ってて笑った